展示会期 | 2008年11月18日[火]〜11月29日[土] |
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開廊時間 | 12:00―19:00(最終日のみ17:00まで、日曜祝日休廊) |
展示作家 | 相内啓司/楠元恭治(kunstmott)/土橋公三/中村功 |
作品形式とテーマ
相内啓司;映像インスタレーション、「She gazes herself」
楠元恭治;テキストと平面、「芸術機械」
土橋公三;写真。「視線・対象・出来事」
中村功;写真と絵画、「Surface/ Surface/Figure」
参加作家共同コメント
知覚と概念の想像力が、視覚、聴覚、触覚、空覚と概念の4:1のイメージ枠で構成されていることが、現在、高度な映像コミュニケーション・コードを形成しているとする「芸術機械」が相内啓司、土橋公三、中村功の三人の作家の表出を一つの出来事と見なす。
そして芸術機械は、わたし達の日常をリードする映像メディアのテレビ・オペラの世界が、想像界を異常に拡大していることを検討しながら、彼らが全共闘世代 であるがゆえに、固有の「反復」を主体として強いられていることと、そのそれぞれの持続が固有のパレーシアを表出する展覧会となっていることを示す。
相内啓司 Keiji AIUCHI
Profile
1949年 北海道生まれ
東京芸術大学美術学部絵画科卒業、放送大学大学院・文化科学研究科修了、東京大学大学院・博士後期課程・総合文化研究科(表象文化論)単位取得退学。
京都精華大学芸術学部・大学院芸術研究科教授。
Solo Exhibitions
1977年 「記憶のコンクリート」(藍画廊)
1992年 「MARIA MARIA MARIA」(銀座SONYビル)
2000年 「PRESENCE/-273℃・映像の絶対零度」(キノキュッへ)
2002年 「Return to image・映像への回帰」(ファイドロスカフェ)
2005年 「存在とイマージュ」(早稲田ギャラリー)
他
Group Exhibitions
1983年 第1回東京ビデオビエンナーレ(朝日生命ホール)
1987年 「個の内視鏡」(神戸近代美術館)
1993年 「Retina ’93 III 国際映像フェスティバル」( レティナ ハンガリー)
2003年 「テレピデミク」展(神戸アートヴィレッジ)
2005年 「25 FPS」(ザグレブ・メディアセンター)
2006年 「The Muses・いま芸術とはなにか」(横浜音楽堂)
2008年 「鄭州アジアアートフェスティバル」(鄭州市立美術館)
他
Paper
2004年 「ビル・ヴィオラ『ミレニアムの五天使』、その闇、天使、ことば、映像」(-273映像芸術研究所)
2006年 「The Muses/いま芸術とは何かと誰のための芸術かについて」(『21世紀における芸術の役割』所収、未来社)
2008年 「〈眼差しの欲望〉とビデオアート」(『メディアアートの世界』所収、国書刊行会)
Public collection
国立国際美術館、埼玉県立美術館、神奈川県庁 他。
Vision’s Exhibitions
2006年 自然/映像 PHYSIS/IMAGE 展
2008年 自然/映像II
中村功 Isao NAKAMURA
Profile
1948年 東京生まれ
1974年 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒
1976年 創形美術学校版画研究科修了
Exhibitions
1975年 同世代の版画家達展(真木画廊)
1980年 「メタファーとシンボル」東京国立近代美術館
1987年 「流動する美術-発熱する表面」福岡市美術館
1994年 「チバ・アートナウ1994」佐倉市美術館
1996年 ギャラリーαM 個展
2001年 グローバル・ヴィジョン「1980年以降の美術」「日本の美術・世界の美術-この50年の歩み」東京都現代美術館
2006年 「見ること/作ることの持続 後期モダニズムの美術」武蔵野美術大学資料図書館
〃 画家がいる「場所」-現代絵画の中の記憶・風景・身体 小杉放庵記念日光美術館
〃 島田画廊、ヒノギャラリーにて個展多数。
Public collection
東京国立近代美術館、東京都現代美術館、斉藤記念川口現代美術館、高松市美術館
Vision’s Exhibitions
2002年 フラットネス/サーフェイネス展
2005年 art in sympathy;アートに共感して 1st.
2006年 自然/映像 PHYSIS/IMAGE 展
2007年 OPTICAL NATURE1 – 目の隠喩としての自然 –
2008年 自然/映像 II
2009年 写真工房展
2011年 中村功展
土橋公三 Kozo DOBASHI
Profile
1946年 北海道生まれ
大学中退後、1973年 創形美術学校版画研究科修了
Exhibitions
1973-79 個展(みゆき画廊、村松画廊、楡の木画廊、田村画廊、コバヤシ画廊、女子美画廊、他)
1972-76 団体展/グループ展(日本版画協会、国際青年美術家展、同世代の版画家達展/1975真木画廊、その他)
1976年 上昇と下降展(藍画廊)
1980年 『境界注と境界素』展 -1(真木画廊)
1981年 『境界注と境界素』展 -2(女子美画廊)
1994~2008年
写真における視線と対象と出来事をテーマにして、生活的で日常的な風景を撮影した映像作品を制作
Vision’s Exhibitions
2006年 自然/映像 PHYSIS/IMAGE 展
2008年 自然/映像 II
2013年 絵画の視線/写真の視線
人形町ヴィジョンズ
〒103-0012東京都中央区日本橋堀留町2-2-9ASビル1F
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線《人形町駅》A4・A5出口徒歩5分
03-3808-1873/ お問い合わせ
開廊時間:12:00〜19:00
休廊日:日曜祝祭日休廊
*開廊時間・休廊日は展示によって変更あり