展示会期 | 2021年10月19日[火]〜10月23日[土] |
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開廊時間 | 12:00―19:00 *最終日のみ16:00まで |
展示作家 | 犬飼三千子/植松圀夫/小澤潔/鬼原憲生/後藤亮子/杉浦京子/杉浦良允/瀬尾典子/高橋重夫/橋本周司/山岸忠正/山本宣史/吉岡和夫 |
コロナ禍は当然だと思っていたことが当然ではないこと、日常は異化されて突然シュールな非日常に変貌することに気づかせてくれました。日々の暮らしや人との交流などでのささやかな幸せを見直し、日常の片隅の小さな出来事を噛みしめ味わうといった気持ち-A taste of ordinary-をもたらしていないでしょうか。だから作品をつくりたい。過ぎていく日々の生活実感と美術へのはるかな思い。この二つがどういうかたちで結晶しているのか・・・。
「早稲田美研 60-70」が示しているように、早稲田大学のサークル、美術研究会に1960年代と1970年代に集まっていた仲間のうちの何人かの活動が始まりです。
第1回展は2001年の青山・始弘画廊、2004年の第2回展以後、2019年の第10回展まで、神保町・文房堂ギャラリーで開催してきました。
第11回展は、2020年夏の東京オリンピックに並行して開催を予定していました。新型コロナ流行につき中止となりました。そして、人形町ヴィジョンズでの今回の開催にいたっています。
参加者は、毎回、おおむね、15名から20名程度。 そのなかには、文化庁の若手芸術家海外研修員に選ばれたアーティストをはじめ、シェル美術賞展に入選や二科展の常連、日本版画協会展で展示、日本表現派などの団体のメンバー、一年間に毎年10 回以上展覧会に参加、2017年のタイ国政府観光庁主催の日タイ修好130周年記念展に写真で最優秀賞に選ばれた者など、作品の傾向と活動の方法は各人各様です。
けれども、かつてのカウンター・カルチャーの洗礼の記憶をとどめながら、美術への憧憬と情熱をもちあわせていることでは共通しています。
犬飼三千子 2019年第10回展展示光景
植松圀夫 2019年第10回展展示光景
小澤潔 2019年第10回展展示光景
後藤亮子 2019年第10回展展示光景
杉浦京子 2019年第10回展展示光景
杉浦良允 2019年第10回展展示光景
瀬尾典子 2019年第10回展展示光景
高橋重夫 2019年第10回展展示光景
橋本周司 2021年7月習作展示光景
山岸忠正 2019年第10回展展示光景
山本宣史 2019年第10回展展示光景
吉岡和夫 2019年第10回展展示光景
人形町ヴィジョンズ
〒103-0012東京都中央区日本橋堀留町2-2-9ASビル1F
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線《人形町駅》A4・A5出口徒歩5分
03-3808-1873/ お問い合わせ
開廊時間:12:00〜19:00
休廊日:日曜祝祭日休廊
*開廊時間・休廊日は展示によって変更あり